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「小さな風」木下あいりちゃんご遺族支援の会は               ご遺族HP「星になったあいり」               http://members.goo.ne.jp/home/arigatou-2006               の開設に伴い、活動を中止いたしました。                             みなさまの暖かいご支援をたくさんいただき 心より感謝いたします。ありがとうございました。 控訴審はこれからです。 引き続き「星になったあいり」で、ぜひとも ご遺族のご支援いただけますよう、 お願い申し上げます。                                                 電子署名は↓のアドレスからお願いいたします。 http://www.arigato.net/airi/      
カテゴリー
* 未選択(0) * あいりちゃんのためにできること(35) * 何か間違ってない? みんなで声を出そうよ(1) * 子育てと愛情(3) * アメリカでの現状(2) * 事件に関する掲載記事(8) * 性犯罪を考える(1)
活動内容
(木下あいりちゃんご遺族を支援する会:ご遺族了承済)                                                                2005年11月の寒空、学校の帰り道、木下あいりちゃん(7)はペルー国籍ホセマヌエル・トレス・ヤギ被告(34)の手によって暴行を受け殺害されました。死体はダンボール箱に詰められて路上に捨てられていました。                 世界に一人しかいなかった木下あいりちゃんのために、私達にできることは何もないのでしょうか?      
ブログ「小さな風」では広島高等検察庁に支援ハガキを送る運動を行っています。はがきの表に 〒730-0012 広島市中区上八丁堀2-15 広島高等検察庁内 木下あいりちゃん殺害事件担当検事様 と書き、裏面には 「控訴審での検察の求刑内容を支持します」など支援の気持ちを伝えてください。 (あくまでもハガキで。 海外からでもできます)その際、ご自分の氏名・住所をお忘れなく。検察にはすでにハガキが届き始めています。10枚、10枚より1000枚・・・多ければ多いほど効果が増します。                      7月に出された第一審の判決では「無期懲役」「仮釈放については慎重な運用を希望する」という特別の要望のついた判決でしたが、求刑通りの判決ではありませんでした。終身刑のない今の日本では無期懲役は被告が十数年後には社会復帰してくることを意味します。再犯性の高い性犯罪。みなさんはこんな社会に不安を抱きませんか?                      ご遺族は再発防止になることを信じてあいりちゃんの実名を公開されました。広島に引越してこられてまだ日が浅い木下さんご遺族。きっと心細い毎日を送られていることでしょう。だからこそ心を痛めている私たちの支えが必要なのです。私達は関心を持って見守っていますという声をぜひ届けましょう!↓のアドレスより電子署名も可能になりました。 http://www.arigato.net/airi/

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2006/09/24 (Sun)
木下あいりちゃんが殺害される一年前、奈良で小1女児が殺害されるという事件があったのをご記憶でしょうか。あいりちゃんの事件同様、下校途中の女児が性犯罪目的で狙われ殺害されたものです。その小林被告に26日判決が言い渡されます。あいりちゃんを殺害したトレス・ヤギ被告には第一審でペルーでの余罪が認められず無期懲役となりましたが、小林被告には死刑の判決が出る可能性があります。あいりちゃんの事件とは直接関係はありませんが、子供を狙った性犯罪が多い昨今、同類事件の判決として今後の道標となるのではないかと思われます。

以下、掲載記事 
奈良小1女児殺害事件 26日に判決 死刑か無期か
2006年 9月24日 (日) 03:55 産経新聞より

 平成16年11月の奈良小1女児誘拐殺人事件で、殺人やわいせつ目的誘拐など8つの罪に問われ、死刑を求刑された元新聞販売店員、小林薫被告(37)に対する判決が26日、奈良地裁(奥田哲也裁判長)で言い渡される。殺害された被害者は1人だが、猟奇的な行為を重ねた小林被告に、死刑が言い渡されるか否かが最大の焦点で、量刑判断が注目される。

 起訴事実に関して、検察側と弁護側にはほとんど争いはない。だが、量刑判断にかかわる犯行の計画性や矯正可能性などについては、双方の主張が大きく異なっている。

 検察側は、小林被告が、誘拐前に周辺地域で女児を物色していたときから暴行の意図があった▽被害女児を自宅に誘い込んだところ、女児の聡明(そうめい)さに、顔を覚えられ犯行が発覚すると思いこみ、殺害を決意した-などとし、犯行が計画的だったと強調。これに対し、弁護側は「女児が強く拒否する行動に出たことに直面し、とっさに殺意が生じた。計画的ではない」と反論している。

 矯正の可能性について検察側は、犯行の残虐性に加え、小林被告が反省の態度や更生への意欲を示していないこと、過去に女児に対するわいせつ事件で2度有罪判決を受けていることなどをあげ、「もはや不可能」と断じた。これに対し、弁護側は「被告の人格は生来のものではなく、不幸な生育環境や社会のありようが影響した」と主張。被告が死刑を望む発言をしていることも「命で償うしかないという思いからで、これ以上の謝罪の念はない」とした。

 小林被告を「反社会性人格障害」と診断した情状鑑定では「幼少時のいじめなどが被告の人格発達の障害になった」と分析された。ただ、被告は「他者の責任をことさら強調する傾向がある」とも指摘。鑑定人は公判で「再犯の危険性も高いものに入る」と証言した。

 小林被告はこれまでの公判で「全国から注目されて自分の名を知らしめたことに満足」「早く死刑を言い渡してほしい」などと述べた。弁護側が「死刑は相当ではない」と訴えた最後の公判でも、あくびをしたり、発言を求めた奥田裁判長に「何もありません」と答えるなど、投げやりな態度をとり続けた。被害女児の父母は「極刑以上の刑を与えたい」と公判で語っている。
                   ◇

 ■被害者数“指標” 遺族を脅迫 2度の前科
 死刑か、それとも無期懲役か。これまで、被害者が1人の殺人事件で死刑が宣告されたケースは極めて少ない。死刑と無期懲役とを分けるものは何なのか。過去の判決から探る。

 現在、死刑適用の判断基準となっているのは、永山則夫元死刑囚が起こした連続4人射殺事件で昭和58年に最高裁が示した「永山基準」だ。動機や犯行態様、被害者の数、遺族の被害感情、犯人の年齢、前科-などを勘案して決定する。死刑求刑事件ではこの永山基準を検討した上で、量刑判断が行われている。

 中でも客観的な“指標”として重視されているのが「被害者の数」だ。平成8年から昨年までの10年間に1審判決が言い渡された死刑求刑事件178件中、被害者が1人だったのは37件。このうち死刑が言い渡されたのは4件しかなかった。

 被害者は1人でも、いずれもそれを補う要素があったケースだ。「埼玉県熊谷市の養鶏場従業員殺害事件」(平成15年、さいたま地裁)など3件の被告には、殺人の前科があった。残る1件も近隣に被害を及ぼす恐れがある放火殺人で、他に3人が負傷していた。

 一方、広島市の小1女児殺害事件を起こしたホセ・マヌエル・トレス・ヤギ被告(34)の場合は、こうした要素が認められず、広島地裁で今年7月、無期懲役が選択された。

 ヤギ被告と小林被告の犯行は被害者が1人という点や、わいせつ目的で下校途中の女児を狙うなど共通点が多い。だが、決定的に違うのが「前科」だ。小林被告は過去に2度、女児に対する強制わいせつ事件で有罪判決を受けている。

 被告の更生の可能性を判断する上で同種前科の有無は大きなウエートを占めるとされ、死刑事件に詳しいある弁護士は「前科に加え、小林被告は遺族に『次は妹の番だ』と脅迫するなど犯行後の情状も悪い。ヤギ被告に比べれば、格段に死刑の可能性が高いのではないか」と話している。

                   ◇

【用語解説】奈良小1女児誘拐殺人事件
 平成16年11月17日、奈良市立富雄北小1年、有山楓ちゃん=当時(7)=が下校途中に行方不明となり、翌18日に奈良県平群町内で遺体で発見された。県警は同年12月30日、同県三郷町の新聞販売店員(当時)、小林薫被告を逮捕。奈良地検は、小林被告が(1)奈良市内の市道で女児を誘拐(2)自宅マンションに誘い込んで浴槽で水中に沈めて殺害(3)母親の携帯電話に「娘はもらった」とのメールと画像を送信した-などとして8罪で起訴した。
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